「帰んぞ柚葉。」
そう言って柚葉を呼んで腰に腕を回す。
「待ちなさいよクソ男。柚葉に触んじゃないわよクソ男。
今日は私と柚葉のデートなのよ!
なんであんた達の所為で帰らなくちゃならないのよ!
まだ柚葉と一緒に居たいに決まってんじゃない!」
帰ろうとしたのに松下真梨がそれを止める。
まぁこいつが言っている事は間違ってないが……
「この状況で買い物しようなんて無理に決まってんだろ。
ギャラリーが多すぎる。」
「ちっ……」
そう言えば舌打ちをして睨む松下真梨。
「ねぇ、真梨を倉庫に連れて行っちゃダメ?」
私もまだ真梨と居たいと言う柚葉に
「……わかった。倉庫行くぞ。」
ダメだと言えるわけもなく、仕方なく倉庫に連れて行く事にした。
だって松下真梨、泣きそうな顔してるし柚葉にお願いされるし…
断れる訳ねぇだろ。
女を泣かせる趣味はねぇ。
「はいはい。車は待ってるから駐車場行くよ。」
そう言う訳で、倉庫に行くことになった。
車に戻ると、
「柚葉!私頑張ったでしょぉ。」
そう言って柚葉の隣を独占して腕を組んでる松下真梨。


