好きの大きさ【番外編更新中】


「相変わらずだね」


苦笑している柚葉に


「柚葉不足で死にそうだったー……」


抱きついて頬をすりすりしている転校生。


そんな事をすれば、絵になるのは認めざる得ない。


「毎日メールと電話してるじゃない」


「毎日メールと電話しても、週に2回テレビ電話しても生柚葉じゃないでしょ!
私が見たいのは本物の生柚葉!」


……ちょっと待て。ツッコミどころが多すぎる。


生柚葉ってこいつ、どんだけなわけ?


メールと電話毎日?
週2でテレビ電話してる?

どこのバカップルだよ。

いや、バカップルでも普通テレビ電話とかしねぇだろ。

異常じゃね?異常だよな。


柚葉もそれを疑問に思った事ねぇのか?


「柚葉!デートしよ!久しぶりにデート」


「玲央ー。真梨と遊んで来てもいい?」


語尾にハートがつく勢いで柚葉をデートに誘う転校生、もとい松下真梨。


「ダメに決まってんだろ。いつどこで狙われてるかわかんねぇんだから。」


「あっ?黙れ男。私と柚葉の仲を引き裂くなんて何様だオラ。
てめぇらが柚葉を取りやがるから私は4ヶ月も柚葉に会えなかったんだぞ?
よ・ ん・ か・ げ ・つ ・も!
それを更に我慢しろと?出来るわけねぇだろ。」



またもや炸裂するこいつのマシンガントーク。

しかも柚葉と喋っている時の可愛さなんて全くなく、殺気をバンバン出して声が1オクターブ低い。


なにこいつ。豹変しすぎだろ。