好きの大きさ【番外編更新中】


そして2時間目の社会を適当に聞き流して、休み時間。


一人で屋上に行けば、柚葉は先に待っていた。


「柚葉。」


「あっ、玲央……」


一瞬、嬉しそうな顔をするもすぐに逸らす柚葉。


「柚葉……」


「なに?」


「どうして避ける?どうして俺を見ない?どうして喋ってくれない?」


なるべく、優しく聞けば


「なんでもないよ……」


バツが悪そうに俯く。


「俺、なにかしたか?」


「……なにもしてない」


「ならどうして!」


なら何が原因だって言うんだよ

いきなり避け出して可笑しいだろ。


「………」


「ふざけんな…お前はいつもそうだ。
一人で抱え込んで一人で解決しようとして無理して…
少しは俺たちを!俺を頼れよ!
言ってくれなきゃわからねぇだろ!
どうして?どうして頼ってくれない?
そんなに頼りないか?
他に好きな奴でも出来たのか?
黙ってないでなんとか言えよ柚葉」


溜め込んでいた想いが、溢れ出て止まらない。


普段あまり喋らない俺のマシンガントークに唖然している柚葉。