「なぁ、柚葉。こっち向け」
「っ……」
ガラにもなく緊張しながら、重い空気の中口を開く。
やっと振り向いてくれた柚葉は、頬が赤く……ん?頬が赤い?
俺たちは今非常に気まづい訳で、この状況で何故柚葉は照れてる?
熱って訳じゃなさそうだから、照れてる以外見つからない。
「柚葉、俺の事嫌いか?」
「違うっ!玲央を嫌いになんてなる筈ない!」
久しぶりにちゃんと話してくれた柚葉。
「じゃあなんで俺の事を……俺だけを避ける」
「………」
一番聞きたい事を聞けば、下を俯く柚葉。
「話してくれねぇと、分からねぇ。」
「だって……!」
「だって?」
俯いてた顔を上げて、、
久しぶりに俺の目を見てくれた柚葉。
何故か涙目。俺より身長の低い柚葉は、必然的に上目遣い。
どっちかと言うと、嬉しさよりも理性がやべぇ。
でもそこは我慢で
「だって、なんだ?」
柚葉を優しく施す。


