私を人間渋滞から助けてくれるのは玲央。
「んー。柚葉の良い匂い…」
若干可笑しい発言してるけど、私を背後から抱き締める玲央。
たまにそのまま寝てるんだよね……
朝は弱いらしい。
「「きゃーーーーー!」」
「ヤバイッ鼻血が…」
「目の保養だわ」
「お似合いすぎる」
そんな事すると、さらに上がる悲鳴。
鼻血出すほどか?
てか、大丈夫ですか?それ。
「……行くぞ柚葉。」
「うん」
そんな悲鳴から逃げる為、眉間に皺を寄せながら私を引っ張って教室へと行く。
玲央ってイケメンだから、女子が騒ぐのも無理ないよね。
私が騒がれる理由は分からないけど
だって愛想よくしてるだけだし


