「はぁっ…はぁっ…も、ムリ…」

私は疲れて歩いていくことにした

「…?!」

え?ウソ…だってそんなはずない

でも、見間違えるはずない

見覚えのあるあの背中

でもなんでここにいるの?

今は県外にいるはず

どうして?…陽斗

「ちょっと陽斗~待ってよー!」

陽斗はその女の子の声に気付いて振り向いた

間違いない

陽斗だ!

一瞬、陽斗と目が会って少し笑ったように見えた

でも陽斗

どうしてここにいるの?

それに…

どうしてそんなに変わっちゃってるの?