「仕方がないことなんだよ。わかってよ…俺だって遥菜と離れたくねーんだよ!」
そう叫んで、陽斗は走って家に入っていった
「陽斗…」
そう呟いた私の声は切なく震えていた
「うわーーーーん!ふぇーーーー…」
私は止めきれない涙を流した
それに気づいたお兄ちゃんが駆け付けてきた
「遥菜?どうした?転んだか?もう大丈夫だからな!」
的外れな心配をするお兄ちゃんをぎゅーっと抱き締めた
本当は陽斗にしたかった
「うわーーーーん!」
私は泣き続けた
これが私と陽斗の別れの日
この日以来、私たちが出会うことはなく、別の人生を歩み始めることになった

