外はもう、日が沈んでしまっていて、廊下はなぜか電気が付いていないから暗い。
空に出ている月明かりと少し遠くの教室の明かりくらいしか光がない。
まあ、暗いのは嫌いじゃないからいいけどさぁ。
すると、さっき出てきた教室の方から、楽しそうな声が聞こえてきた。
もしかして、先に終わって後夜祭に向かわれちゃった?
私人にだけにこれを任せて?
いじめか、これはいじめ?
いや、でも後藤先輩はいじめなんて言葉と正反対の人間だ。
ただ、手が空いてた私に頼んだだけだよね。
それから少し歩いて、やっと倉庫にたどり着く。
そして段ボールを置いて、すぐに教室を目指す。
すると、体育館の方から『もうすぐ後夜祭始まりまーす!』っていうアナウンスみたいなのが聞こえた。
たぶんみんな、もう先に行ってるだろうから体育館に直行したかったけど、教室は後夜祭が終わったら戻れないから荷物を持っていかないといけない。

