リビングに向かい、地べたに寝そべり白い天井をじっと見つめた。

真離(…さつじんか)

そんな風に頭の中をよぎる。

すると真離のケータイが鳴った。

プルルル…

プルルル…

着信は城之内からだった。

真離「もしもし」