真離が電話を切ると立て続けに城之内から電話がかかる。

プルルル

真離「なに?」

城之内「何っていきなり、お前らしいな。」

真離「何のよう?」

城之内「別に。かけただけ。」

真離「あっそう。用がないならかけないで。」

城之内「はっ」
城之内は笑う。

城之内「例の件はどうなったんだ」

真離「あなたの想像通りよ。言わなくても知ってるでしょ。」

城之内「そうだな。ま、がんばって。」

そう言って城之内は電話を切った。