城之内「お前は本物だ。いつか俺と同じ場所にたどり着く。」

真離「本物?なぁに本物って?あと、同じ場所?あなたと同じ場所なんてどんな世界なのかしらね。」

城之内「さぁな。ただし、一言だけお前に断言できる言葉がある。」

真離「なぁに?」

城之内「お前もいつか俺と同じ過ちをおかすだろう。」

真離は城之内の顔をじっと見ながら聞き返す。

真離「過ち?」

城之内「いつかお前もお前自身でいられなくなる日が来るさ。」

そういって城之内は真離に背を向けた。