それから数日して報酬金は真離へと支払われる。

真離は城之内の館にいた。

城之内「そこに座れ。」
そう言って黒いソファーを指差す。

真離はソファーに座りながら言った。

真離「なに?次の仕事は?」

その瞬間にはいつものように、淡々と、何の感情もなく聞き返す一人の真離とゆう名の女がいた。

城之内は真離を揺さぶるかのようにこう問いかけた。

城之内「どうだ?お前の欠片の一部をもぎとったような今の気持ちは」

城之内は真離を試すような目で不気味な笑いを浮かべて彼女にそう問いかけた。