先輩と、わたし。







「…悠哉先輩っ!?」




うそ、何で悠哉先輩が?





「よ、花乃。」






「ど、どうも…?」






先輩と短い挨拶を交わす。





そしてその奥を見てもっとびっくりした。





みんなが…、みんながいたから。






「陽大先輩と萌絵ちゃん、

遥斗先輩と真子先輩、

葉菜先輩と旭先輩、

遊ちゃんと飛鳥くん、

愛美先輩と確か…トロンボーンの輝先輩、

凛先輩とフルートの司音先輩、

千海ちゃんと…、だ、誰?」






わたしを囲むのは私服のみんなで、何故かそれぞれ男女2人ずつに分かれてた。




て、この組み合わせもしかして…?





「今日ここに集まったのはみんな花乃ちゃんのおかげでくっついたリア充どもだよ!」





そう言った陽大先輩のとなりには、用事があったはずの萌絵ちゃんが。





同じく用事があったはずの遊ちゃんは飛鳥くんといる。






待って、まだちゃんと飲み込めてないんだけどつまり…、






「みんなつき合ってるのっ!?」







わたしの言葉に、みんなはうなずくわけでも否定するわけでもなく、ただ照れ気味に笑った。





わ、これはリア充の笑顔だよ…。