先輩と、わたし。






「うぉー、花乃ちゃーん、悠哉ー!頑張ったかいがあったなあ!最高の気分だー!」




もう陽大先輩は涙で顔がぐちゃぐちゃ。



悠哉先輩と肩を組もうとする陽大先輩を、悠哉先輩は「陽大じゃま。」って一蹴する。




そんな様子が面白くて、つい笑っちゃった。








やっと涙がとまりだした頃、結果発表も終了して帰る時間になった。






「今日はほんとに全国大会れ金賞が取れて良かったれす…。」





会場だったアリーナの外でのミーティングでは、部長1人がまだ泣きやんでなくて、『で』の音が発音出来てなかった。





帰りは学校で借りてるバスに乗って。





もちろんわたしは悠哉先輩と隣だよ?







テンションが最高潮のわたしたちが乗ったバスの中は、すごく騒がしくて、笑顔に溢れてた。







悠哉先輩と、その笑顔を順番に見て思う。










これが、“青春”なのかな……?