先輩と、わたし。






「何それっ(笑)」





全部のアプリの履歴を見てみたら、全部負けてる。




パズルなんか、まだまだ初級のまんまだもん。






「別にただの暇つぶしだし、勝てなくてもルールが分かんなくても良い。」






あぐらをかきながら言う先輩がちょっと可愛かった。







「それより、あの写真花乃だよな?セーラー服着てるやつ。」





先輩の目線の先には壁に飾られたコルクボード。





そこには、中学生のわたしと、わたしを囲む萌絵ちゃんたち中学の友達が写った卒業式の写真が飾られてた。





中学はセーラー服だったんだよね。




高校は憧れのブレザーで、入学式はちょっと嬉しかったな。






「ふーん、セーラー服も可愛いな。」






セーラー服もってことは、ブレザーのわたしもってことかな!





欲張りに喜んじゃうわたし。






そのとき、急に部屋の扉が開いてお兄ちゃんと美樹が入ってきた。