それから射的もやった。 花乃が欲しがったうさぎをとるために。 おもちゃの銃なのに、構える俺を見て顔を真っ赤にしてくれる花乃。 それが嬉しくて、別に射的なんか得意でも何でもねーのに、 「花乃、見ててみ。」 とか言ってうさぎを狙い撃つ。 ───パンッ ん、当たった。 ほんとはまぐれで当たったんだけど、花乃は本気で俺のことすごいって思い込んでる。 悪い気はしないし、むしろ俺が花乃の目にかっこよく写んのは嬉しい。 「そんな花乃の笑顔見れたから、やって良かった。」