「やっぱ花乃には早かった?」 子供みたいな笑顔で、先輩が言う。 「でも、嫌じゃなかったです…、先輩だから。」 先輩は嬉しそうにわたしの頭をポンポンってなでた。 「…わたし、早く大人になりますっ。」 「えー、俺は今の花乃のままでもいーけど。」 「すぐ照れるとこ可愛いしな。」ってわたしの頭の上に手を置きながら笑う先輩。 さっきからずっと胸がキュンキュンしっぱなしだよ。 ほんとに来て良かった。 夏祭りらしいことはちょっとしかしてないけど、最高の思い出です。 「あれ、髪、いつもと違う?」