先輩と、わたし。






「あー、花乃さ。俺のこと好きだよな?」





え…、急に何言ってるんだろ、先輩。



そんなの決まってる。






「当たり前ですよっ。」





「…もっと言ってよ。」






「へっ!?」





先輩は、拗ねたような顔をしてた。




そんな表情、反則だよ…。





「せ…、世界一、先輩が好きです。先輩のこと、大好きです。ほんとに大好きで大好きで、彼女になれてすごく幸せです。」





好きばっかり言っちゃった。



恥ずかしいよ。




けど、先輩のあんな顔見たら、言わずにはいられなかった。






「わたし、先輩が初恋だから、他の誰のことも好きになったことないし…。先輩を独り占め出来たらなっていつも思うんです。」





先輩をのぞき込んでゆっくり言うと、先輩がこっちを振り返った。