先輩と、わたし。





「まあ、俺もしばらくは若干落ち込んでたわけですよ!
…けど、たまたま休み時間に花乃ちゃんを見かけたときに、隣の子がほんとにきれいな笑顔で笑うからさ!」





その隣の子が萌絵ちゃんだったんだ。




陽大先輩の言うきれいな笑顔、分かるなあ。






「夏休みの間も会ってるんだろ?俺みたいなやつがいるってこと、来栖萌絵さんの耳に入れといてくれないかなー!」





なるほど、だから陽大先輩はそんなに顔が赤いんだね。




悠哉先輩の話をするときのわたしにそっくりだよ。









わたしは真っ赤になってちょっと可愛い陽大先輩を見つめて言った。






「全然良いですよっ!わたし、何て言えば良いですか?」






「えっ?」