先輩と、わたし。




もう今は6時50分。




7時には練習を終わるように言われてたから、わたしは真子先輩と一緒にバッテリーのみんなを呼びに行った。





「みんな、今日の練習はおしまいよ。」





「はーい!」





わ、みんな汗だくだ。




真子先輩に言われて用意してたタオルと飲み物を、1人ずつ手渡ししていく。




わたしなんかに言われるのは嫌かもしれないけど、お疲れ様の言葉をかけながら。






「桜子先輩、お疲れ様です!こんな暑い中でずっと練習なんてすごいです。」




「そう、ほんとに暑かったよー!花乃ちゃんもっと励まして!」





疲れてても場を明るくしてくれる桜子先輩。





遥斗先輩は、真子先輩にもらった方が良いよね。




そう思って声をかけないで他の人たちにタオルと飲み物を配り続ける。





そしたら最後にわたしがタオルを差し出す相手は、







悠哉先輩だった。