先輩と、わたし。






「パートは、あたしたち3年生が実力を見て振り分けたから、よろしくね!じゃあ発表します!」




桜子先輩は、1年生の名前とそれぞれのパートをどんどん言っていく。





「澤木花乃!」




メモした紙を読み上げてるみたいで、わたしの名前は桜子先輩にフルネームで呼ばれた。





「はっ、はい!」





びっくりして反射的に返事しちゃった。






「花乃ちゃんはピットで鍵盤やってね!」