先輩と、わたし。




自宅謹慎中、陽大は何回も訪ねてきた。



ほんと、うるさいやつなんだけど、1番俺のこと考えてくれてるのは確か。



あと2日で謹慎が解ける日も、インターホンが鳴った。





──ピンポーン




カメラに映る陽大の顔。


また来たのか。



「…はい。」


『あー俺!また来たよーん!』


「…おーっす。」




そのあと何か家の前が騒がしい気がしたけど、気にせず玄関をあけたら、





「…あれ、花乃?陽大は?」



うるさい陽大の代わりに花乃が立ち尽くしていた。



何か花乃が懐かしく感じる。



「花乃、熱は大丈夫なの?」



花乃のびっくりした顔。



花乃は全部顔に出るよな、俺でも分かるくらい。