先輩と、わたし。






部活のあと、萌絵ちゃんたちには3人で帰ってもらって、わたしは陽大先輩と学校を出た。





「ほんとにありがとうな!いつも悠哉と帰ってたからさ、1人で寂しかったんだよな!」





悠哉先輩と陽大先輩はほんとに仲良しなんだね。





「それで、用って何ですかっ?」




わたしが聞くと、陽大先輩は真顔になった。




「花乃ちゃん、俺んち…来てほしいんだけど。」





「えっ。」




わたしがびっくりしたら、陽大先輩はすごく焦って言葉を続ける。




「いや、やましい気持ちとか全然ないから!ほんとに!」





その様子が面白くて、つい笑っちゃった。




「大丈夫です、陽大先輩は信頼してますからっ。」





「あ、ありがとう!そこまで言われると照れるな…!」




わたしは、陽大先輩と他愛もない話をしながら、陽大先輩についてった。