狼女と新撰組〜番外編〜


無我夢中に家まで走った。

「はぁ、はぁ…。逃げるなんて情けねぇな。」








あれから桜華が帰ってきたのは夕方だった。

桜「あ、新八ーー!」

桜華は俺を見るなり抱きつこうとしてくる。

けど、俺は

「疲れてんだよ…」

冷たい言葉で返してしまった。

桜「ご、ごめんね…?」

「…」

何と無く気まづい雰囲気。

それを破ったのは桜華。

「私、夕餉作ってくるね?」

何事もなかったように俺に微笑んで夕餉を作りにいく、桜華。