「はぁ。」

私は屯所へと戻っていた。

総「桜華ちゃん!」

「わっ!」

総「急に屯所抜け出すなんて駄目ですよ。」

後ろから総司に抱きしめらた。

「ごめん。」

総「お仕置きです。」

「へっ?……っん。」

顎を持たれて総司に口付けされた。

「…馬鹿。いきなりは不意打ちだよ。」

恥ずかしくて総司を見ることが出来ない。

多分顔が真っ赤だと思う。

顔が熱いのがよくわかる。

ちらっと総司を見たけど総司は全く赤くなくて余裕そうだ。

「……」

総「桜華ちゃん?」

しかも、私の名前恋仲になってから変わってないし。

私は呼び捨てにして欲しいのに…

「…るい。」

総「はい?」

「総司はずるい!私だけ総司にときめいて!馬鹿!」

私は総司の元から離れた。

急いで自分の部屋…は総司と同じだからやめて

土方さんの部屋に行った。