2日目、3日目の主役も決め終わり、放課後。
帰りのホームルームを終えたと言うのに、総司はまだ寝ている。
カナは誰よりも先に、総司に近づき、
バシッ!
その呑気な頭を叩いた。
「…って。
…何だ、花菜か。どうした?」
「オレの安眠を邪魔するな」と言う視線を向けてくるけど。
カナは無視した。
「…そんな怖い目で睨むなよ。
どうした?」
「………」
「か、花菜?
怖いから、その目やめろって」
「アンタねぇ…
馬鹿じゃないのおおおおお!?」
教室に、カナの叫び声が響く。
総司は両耳を両手で押さえる。
…よし、起きた。
「何でオレが馬鹿なんだよ。
花菜の方が、オレより成績悪いじゃねぇかよ」
うわー不機嫌。
総司って、寝起き悪いんだ。
メモメモ、と。
…じゃなくて!


