眠そうな総司を見て、自然と笑みがこぼれた。
「おはよ」
「…ん?花菜?」
「ボクもいるよ」
「レイ…」
「おはよう」
「恭真…」
「お邪魔してます」
「知紗チャン…」
「ど、ど~もです」
「紅羽チャンまで…。
何で……?」
どうやら先ほどまでの状況を忘れているらしく、総司はキョトンとした瞳を順番にカナたちに向けていた。
「よぉ総司、よく寝られたか?」
「…兄貴」
ゆっくり上半身を起こす総司。
寝ぼけているその姿が何だか懐かしく思えた。
「ねぇ、何で花菜たちいるんだ?」
「さぁ。何ででしょーね」
「ん…記憶曖昧で…よく覚えてないや……」
クシャッと髪を触る総司を見て、再びあの質問をしてみる。


