「煙草だよ」
煙草…?
「僕らの母親が、総司に煙草の火を当てたんだ。
その傷が、今でも残っているんだ。
痣を作ったのも、母親が何度も何度もバッドで殴ったから」
そんな……。
「この傷のこと、知ってた?」
総太さんに聞かれ、首を振る。
こんなの…聞いたことないし、見たこともない。
「なら、これからも総司が言うまで言わないでもらえるかな?
やっぱり総司自身もこの傷を気にしているからね…。
この傷の話題に触れられることを、何よりも嫌がるから」
「わかりました…絶対聞きません……」
4人も頷いていた。
「ありがと…」
ササッと行動早く、総太さんは袖を元に戻す。
それと同じして、総司の目がゆっくり開いて行く。
…危なかった。
「…ん……?」


