「止めろ!
花菜ちゃんたちいるって言っただろ!?」
「んなもん信じるかよ!
オレは、花菜のこと、好きだけど!
いずれ裏切られるんじゃないかって、思うんだよ!
あの人も、アイツも、皆皆…最終的にはオレのこと裏切った!
花菜だって裏切るんじゃないかって。
そう思って仕方ないんだよ!
花菜に裏切られたら、オレ…オレはもう……ッ」
ガクッと跪く総司。
思わず総司に駆け寄る。
「総司ッ!」
「……え?」
色を失った闇のような瞳で、総司はカナを見る。
「総司、カナだよ。
久しぶり、大丈夫?」
「……花菜………?」
「うん」
コクンッと頷くと、総司はスッとカナに近づき。
ギュッと、カナを抱きしめた。
優しい総司の雰囲気が漂って来て、安心する。
初めて嗅いだけど、総司の匂いも良い匂い…。
ふわふわしていて、お日様みたい……。
ごめん。
今だけ変態発言、許して。


