続・元殺し屋と、殺し屋








☆☆☆





「感動したーッ!」




私は結婚式が終わり、号泣していた。

そんな私を、澪鵺と新婚さんが苦笑いしながら見ていた。





「本当、紅羽は泣き虫だよね」

「レイくん、大変じゃない?」

「慣れましたから、紅羽の泣き虫さには」




新郎―――氷さんと、新婦―――陽詩さんが嬉しそうに笑っていた。

幸せオーラ全開な2人を見て、私は思わず言った。





「澪鵺!
私たちも今すぐ、結婚式挙げよう!?」

「は?馬鹿か紅羽は」

「えぇ!?」

「俺らまだ高1だろ。
せめて卒業してから言え。
卒業するまで俺らが付き合っていたら、本物あげるから」




澪鵺は私の左手の薬指にはめられた指輪を見ながら言った。




「待ってるから。
私以外の女の子、好きになっちゃ駄目だよ?」

「安心しろ。
俺は紅羽しか見てねーから。
紅羽こそ、俺以外の男のこと好きになるなよ?」

「澪鵺、私って泣き虫なんでしょ?
私ほどの泣き虫を泣き止ませられるのは、澪鵺だけだよ。
私には、澪鵺しかいないの」

「……確かに、そうだな。
俺も紅羽以外好きになれねってこと、今回の文化祭を終えてすぐにわかったよ」