てかそんなに落ち込んでいる暇ない!
澪鵺の意識が戻ったら、色々聞こう。
澪鵺のこと、もっともっと知りたいから。
恋をすると、欲張りになる。
…と、誰かが言っていた。
確かにそうだと思う。
澪鵺には笑顔でいてほしい。
澪鵺には幸せになってもらいたい。
澪鵺のこと、たっくさん知りたい。
澪鵺にもっと、頭撫でてもらいたい。
澪鵺にもっと、名前を呼んでもらいたい。
澪鵺にもっと、抱きしめてほしい。
澪鵺にもっと、キスしてほしい。…恥ずかしいから、これは良いか。
数えきれないくらい。
沢山のお願い事がある。
それを叶えられるのは、澪鵺だけ。
…まぁ上の2つは私が関係しているけど。
私は綺麗な顔で眠っている澪鵺のベッドの隣にあった椅子に、腰かけた。
大好きだから。
ずっとずっと大好きだと言い続けていたいから。
私は澪鵺の傍にいたい。
離れたくない。
いつまでも、ずっと。
大人になってもじーちゃんばーちゃんになっても。
『紅羽!』
その声が、聞きたい。


