続・元殺し屋と、殺し屋








☆☆☆





俺は、今現在、ターゲットの元へ向かっている。

久しぶりに外でカツラを外し、元々の銀髪が現れた。

そしてダテ眼鏡を外し、黒のカラコンも外し、紫色の瞳が露わになった。

そして腰には、殺し屋時代に使っていた刀。

…今の俺は、ロンリネスだ……。




何で俺はまた、ロンリネスになっているんだ。

俺が殺し屋になった理由は、妹を殺した紅羽に復讐するため。

そのために俺は殺し屋になり、世界一まで上り詰めた。




…それなのに。





また俺は、ロンリネスになっている。

もう孤独じゃ、なくなったのに…な。





でも、後悔はしていない。

紅羽がダークに戻るより、マシだ。

絶対…マシだ。

紅羽の笑顔を守るためになら、俺は悪魔に魂を売っても良い。

それほど、俺は紅羽を大事に思っている。




真っ直ぐで。

素直で。

純粋で。

可愛くて。…行動が。

美人で。…これは違うか。

馬鹿で。

真面目で。




あんな無垢な存在を、

汚して良いはずがない。