「何で…」
4人を見ると、4人とも理由を知っているようで、気まずそうに私から目線をずらした。
「何で澪鵺学校来れないの!?」
私が叫ぶと、恭真が重い口を開いた。
「ハッキリ言えるわけじゃねーけど。
レイ、停学でもくらったんだろ」
停学!?
「刃物を使わなくて良かったな。
使っていたら、間違いなく退学だろ」
「何で停学なんてッ…」
「先生に言うことなく、勝手に物事を進めたからだろ」
「さっき、退学でも停学でも補導でもないって言っていたよ!?」
「紅羽を安心させるための嘘だろうな」
そんな嘘…いらないよ。
「私先生に言ってくる。
そして、私も停学にしてくださいって言ってくる!」
「待って紅羽!」
入り口付近に立っていた花菜が私の腕を引っ張った。


