続・元殺し屋と、殺し屋








☆☆☆




数時間後。

澪鵺を除く私たちは、全校生徒の前に立っていた。

今から始まるのは、生徒会による文化祭の締め。




澪鵺は現在、校長室にいる。




月宮双子をロープで縛りあげた後。

すぐに氷さんがセキュリティの解除をし終え、警察が入ってきた。

ちなみに氷さんが解除したことは、知られていない。

セキュリティに誤作動が生じ、解除されたのだと先生たちは言っている。

まぁハッキングは法律違反だからね。

私たちだけが知る秘密として、闇に葬られるだろう。




その後だ、澪鵺が校長室に呼ばれたのは。

いくら刃物を使ってはいないとは言え、澪鵺は木の棒で戦ったのだ。

私・恭真・知紗・総司・花菜は“澪鵺を助けるために加勢した”までであり、私たちが呼ばれることはなかった。



月宮双子はきっと、警察に連れて行かれるのだろう。

銀色くんは殺し屋バルシーだし、銀くんはお母さんとお義父さんを殺した。

罪から免れることは…ないだろう。




澪鵺…大丈夫かな。

停学かな?

私たちは“澪鵺を助けた”から、何も言われない。

ただ先ほど担任には



「お前らは生徒会なんだ。
だから勝手な行動はするな。
怪我していたり死んだら、どうしていたんだ。
助けるためとは言え、危険な真似はするな」




と言われたばかり。