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数時間後。
澪鵺を除く私たちは、全校生徒の前に立っていた。
今から始まるのは、生徒会による文化祭の締め。
澪鵺は現在、校長室にいる。
月宮双子をロープで縛りあげた後。
すぐに氷さんがセキュリティの解除をし終え、警察が入ってきた。
ちなみに氷さんが解除したことは、知られていない。
セキュリティに誤作動が生じ、解除されたのだと先生たちは言っている。
まぁハッキングは法律違反だからね。
私たちだけが知る秘密として、闇に葬られるだろう。
その後だ、澪鵺が校長室に呼ばれたのは。
いくら刃物を使ってはいないとは言え、澪鵺は木の棒で戦ったのだ。
私・恭真・知紗・総司・花菜は“澪鵺を助けるために加勢した”までであり、私たちが呼ばれることはなかった。
月宮双子はきっと、警察に連れて行かれるのだろう。
銀色くんは殺し屋バルシーだし、銀くんはお母さんとお義父さんを殺した。
罪から免れることは…ないだろう。
澪鵺…大丈夫かな。
停学かな?
私たちは“澪鵺を助けた”から、何も言われない。
ただ先ほど担任には
「お前らは生徒会なんだ。
だから勝手な行動はするな。
怪我していたり死んだら、どうしていたんだ。
助けるためとは言え、危険な真似はするな」
と言われたばかり。


