総司は月宮銀色がナイフを持っていることを知らないのか。
知っていてやったのか。
ガッと、その胸ぐらを掴んだ。
「花菜に手出すな。
花菜はアンタみたいな奴が触れて良い相手じゃねーんだよ」
月宮銀色、手にナイフを持っているのに、そのナイフを総司に刺すことなく、頷いている。
…総司の本気の怒り怖いです……。
「てかアンタ誰?」
「…月宮…銀色です……」
「月宮?
へーもしかして双子?」
「そ、そうです……」
「ふーん。まぁ良いや。
ところでさっき、花菜のこと襲ったよね?」
「お、襲ってません」
「嘘つくのは悪い子。
悪い子にはお仕置きだって、習わなかった?」
ブニブニ月宮銀色の頬を引っ張る総司。
恐れを知らなすぎて、怖いです。
「お仕置きダヨ?」
ボカッと一発月宮銀色の頬を殴った総司。
「花菜に触れることは許さないから。
花菜に触れて良いのは…オレ、だけで……」
どんどん沸騰した様に真っ赤になる総司。
それを見ていた花菜が、ニッコリ笑顔で総司に近づき。
その頬に、キスをしていた。
…こんな危険な展開でそんな甘いことが出来る2人。
恐れを知らなすぎて、本当に怖い。


