「…玉置さん」
「ひゃいっ!?」
突然呼ばれ、裏声が出る。
ロボットのようにぎこちなく振り向くと、そこには月宮くんが立っていた。
「ぎっ…!?」
澪鵺から近づくな・気にするな言われているけど。
それ、無理!
今手ぇ伸ばせば触れられる位置に、私たちいるんですケド!
どうしよう…どうしよう……!!
「玉置さん」
「なっ、何でしゅかっ!?」
何でしゅかって、何だよ自分。
即座に自分に突っ込む。
舌足らずの小さな子どもみたいな言い方だな。
「余ってますか」
「は?」
やっとまとも?な返事が出来た。
てか、どういう意味?
余ってますか?
何がですか?


