「ボクも総司、馬鹿だと思う」
「後先考えないで決めてさ」
「花菜が怒る気持ちもわかるな」
「てか総司、寝すぎだよ」
神崎・恭真・紅羽・知紗も怒っている。
何故カナたちが怒っているのかわからない総司は、頭上にハテナマークを浮かべている。
「何?
オレが寝ている間に、何かあったの?」
「総司、アンタ何も覚えていないの!?」
「花菜…?
え?何で皆怒っているの?
オレ、何かした?」
カナは説明した。
総司が自分の首を絞めた話を。
「はぁ!?
何でオレが主役なんだよ!」
「アンタが寝ていたからでしょ!」
「だからと言って、主役になるわけ!?
オレ意外にも寝ている奴いただろ?」
「総司だけだったけど?」
神崎がサラリと言う。
「マジかよ…。
てかどんな話?」
「台本、配られていたはずだけど?」
「本当か恭真。
…お、あったあった」
自分でも気が付かないうちに机の中に仕舞っていたらしく、その台本をペラペラ捲る。
そして。
総司の叫び声が、学校中に響いた。


