イジメ返し ~復讐の連鎖・はじまり~


誰も……誰もあたしを守ってなどくれない。


誰にも頼れない。


結局、いつだって頼れるのは自分だけ。


自分にもっと力があれば……――。


そうすれば……。


ふと顔を上げると、隣の列に座っているミチルちゃんと目が合った。


『大丈夫?』


と口パクで問いかけ心配そうな表情を浮かべるミチルちゃん。


あたしがミチルちゃんを頼れば、ミチルちゃんに被害が及ぶかもしれない。


あたしは小さく頷くことしかできなかった。