もちろん、それは教室に入ってきた担任も同じだった。 「ちょっ、何の匂い!?香水は禁止されてるでしょう!!一体誰なの!?」 キョロキョロと辺りを見渡す担任に「新村さんでーす」と声を上げる千代。 担任はパッとあたしのことを見るとツカツカと歩み寄ってきた。 「ねぇ、新村さん。あなた、最近問題を起しすぎよ。一体どうしちゃったの?」 「すみません……」 「それで、今日はどうしたの?香水をつけてきたの?」 「それは……――」 キュッと唇を噛んで先生を見上げる。