「ねぇ、ミチルに何言われたか知らないけどあたしまだアンタのこと許してないから」 連れてこられたのは校舎の裏側だった。 「え……?」 「アンタ、何であたしが怒ってるか分かんないわけ?」 「体育祭の種目を変わらなかった……から?」 「うん。そう。でもね、もうそんなことどうだっていいの。アンタがウザいだけだから」 愛海は吐き捨てるように言うと、ポケットから何かを取り出した。