誰か……――。 誰か助けて……――!! 必死で辺りを見渡すと、数人がカバンの中を漁り何かを探しているように見えた。 まさか……まさか……そんな……――。 今までは傍観者だったはずの彼女たちも愛海の仲間に加わろうとしている。 心臓がグッと締め付けられる。 絶望感に打ちのめされながらも必死で立ち上がろうとした時、 「……何してるの?」 教室に入ってきたミチルちゃんが驚いた様子でこちらに駆け寄ってきた。