「こんなんじゃ、ゲロの匂いは取れないかー。ねぇ、消臭スプレー持ってる子いたらこの子にひっかけてよ。このままじゃ教室中クサいままじゃん」 愛海の提案に教室中のクラスメイトが息をのんだ。 「あ~、あたし持ってるよー!!」 愛海に続くようにヒカリがあたしに消臭スプレーを振りかける。 嘔吐物の匂いとスプレーの匂いが混じりあい、気分が悪くなり、再び口元を抑える。