「えっ?カンナちゃん、何か言った?」 「ううん~、何にも言ってないよ?」 これから、また楽しくなりそうだ。 その時、蹴り飛ばされている暗そうな彼女とバチッと目が合った。 怯えているようで、どこか怒りに満ちた赤い瞳。 ……――大丈夫。 カンナがイジメ返しに協力してあげる。 2倍……ううん、100倍にして返してやろうね? あたしは彼女に向かってそんな思いを込めてにっこりとほほ笑んだ。 END