「どう?香水をかけられた気分は?悔しい?」
「新村……お前……――」
いまだにスタンガンでの一撃で体が自由に動かせない。
キッと新村を睨みつけると、新村はクスッと笑った。
「ふふっ、いいねその目。何だかゾクゾクしちゃう。まっ、今度はあたしとカンナのおもちゃになってせいぜい楽しませてよね?」
そう言うと、新村はあたしの頭を上履きで踏みつけた。
「どう?クサいでしょ?」
グリグリとい踏みにじられて顔を床にこすり付けられる。
あたしがトイレで新村に踏みつけられるなんて……――。
どうして。どうしてこんなことに……――。
許さない。絶対に、許さない……――!!!
「あはは~!!愛海ちゃん、変な顔~!!」
ケラケラ笑う西園寺の声がトイレ内にこだまする。
あたしはグッと唇を噛みしめ、必死に耐えた。



