「顔も可愛くてスタイルも良くて勉強だってできる。そんな石川さんはいじめられるはずないんだよね?あたしと石川さんの立場は絶対に逆転しないっていってたもんね?」
ふと新村に言った言葉が蘇る。
『逆転することなんてないから安心してよ。あたしが上でアンタが下。その立場は一生変わらない』
確かにあたしはあの時そう言った。
「でも、残念だったね。アンタはもう上じゃない。いつまでもスクールカーストの頂点にいられると思わないで。石川愛海、アンタはあたしと立場が逆転したの。今のアンタには底辺がお似合いだよ」
新村の言葉と同時に頭の上からドボドボと何かを振りかけられる。
強烈な匂いが鼻に届く。



