明くる日、教室に入るなり西園寺カンナがにっこり笑って言った。
その隣で新村が薄ら笑いを浮かべている。
「愛海ちゃん、ちょっと来て~?話があるのっ。トイレに行こう?」
「は?あたしはアンタに話なんてない」
「いいからいいから」
西園寺は強引にあたしの腕を掴んで椅子から立ち上がらせる。
……そうだ。これはいい機会だ。
こいつらにあたしに刃向うとどうなるか教えてやる絶好のチャンス。
クラスメイトを仲間につけたからといって調子に乗っているこの二人に思い知らせてやる。
あたしがスクールカーストの頂点であることを。



