「ちょっとみんな聞いて。先生、足りない教材を取りにいってくるから。静かに下書きをすすめていてください」 先生がそう告げて美術室から出ていくと、その途端さっきまで静かにしていたクラスメイト達がザワザワとしゃべりだす。 「先生いなくなった~!ラッキー!!」 「ねぇねぇ、こないだ言ってた面白いアプリってなんていうんだっけ?」 楽しそうに会話に花を咲かせるみんなとは対照的に居心地が悪くなったあたしは席を立ちトイレに向かった。