「この野郎!!」
ギャーギャー泣いているカンナから離れて新村の髪を掴みあげると、新村は全身を使って必死に抵抗した。
「やめて!!離してってば!!」
「うるせぇ!!」
新村の髪を引っ張ったまま廊下を歩き、トイレへ向かう。
いくら必死に抵抗したところで、あたしに勝てるはずがなかった。
バカな奴。もう二度とあたしに逆らえないようにしてやる。
「えー、何?ケンカ?」
「嘘?あれ、イジメじゃない?」
すれ違う生徒が口々に勝手なことを言う。
それを無視してトイレに入ると、空いている個室の和式トイレの水の中に新村の顔面を押し付けた。



