「……――明日香、学年一位なんてすごいじゃん!!」
「うわぁ、マジだ……。すげぇ!!」
愛海と千代とともに廊下に張り出されている期末テストの成績上位者の名前を見に行くと、一位に自分の名前があった。
一位 広川明日香
その名前にカーッと目頭が熱くなった。
やった……。
ようやく一位になれた……。
これでようやく母に認めてもらえる。
兄だけじゃなく、あたしだってやればできるんだということを分かってもらえる。
「泣くなって。そんなに嬉しかったのかよー」
「念願の一位だしね。よかったね」
「うんっ……ありがとう」
愛海と千代と祝福されてあたしは涙ながらに笑顔を浮かべた。



