「あれれ~?明日香ちゃんってば一人でお勉強~?」
カンナは首を傾げてニコリと笑うと飛び跳ねるようにこちらに歩み寄ってきた。
今一番顔を会わせたくない奴に会ってしまった。
カンナの問いには答えずに、ペンをペンケースにしまう。
「ん?この問題間違ってるよ~!!これは応用問題だから、普通に解いたらダメなんだよ~。明日のテストにも出るからちゃんと直しておいた方がいいよ」
「え?」
慌ててノートを確認すると、確かにカンナの言う通り答えが間違っていた。
「ていうかさ、どうして明日のテストに出るって分かるのよ」
「だって、カンナ明日のテストに何が出るか全部知ってるもん」
カンナの言葉が気になってそう尋ねると、カンナは平然と答えた。



